院長 永瀬 聡子
Satoko Nagase
平成11年
秋田大学医学部卒業 横浜市立大学医学部附属病院臨床研修医として勤務
平成13年~
同大学眼科学教室に入局 横浜赤十字病院、 横浜市立大学附属市民総合医療センター、藤沢湘南台病院、藤沢市民病院などに勤務
平成28年
はる眼科クリニック開院
所属学会
日本眼科学会 日本網膜硝子体学会 日本緑内障学会
所属団体
日本医師会 日本眼科医会
院長研究歴
平成22年 | 東京医大眼科学教室専攻生として、緑内障および加齢黄斑変性の光干渉断層計の研究に従事 |
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平成27年 | 医学博士号取得 |
資格
- 日本眼科学会 眼科専門医
- 医学博士
- ボツリヌス療法認定医
- オルソケラトロジー認定医
- PDT認定医
- 身体障害者福祉法第15条指定医
- 難病指定医
- 保育士
院長インタビュー
医師を志したきっかけ
両親は医師ではありませんでしたが、医療者を身近に見て育った幼少時代。直接誰かの助けになることを実感できて喜んでもらえる医師のような仕事につきたいと、小学生の頃には思っていました。また、臨床実習で眼科を回った際、他科と違って手術時間も比較的短く、出血量もきわめて少なく、感動した記憶があります。手術は顕微鏡を用いているのでわかりやすく、そして術後の結果が明確なことも魅力を感じ、眼科医を目指しました。
南浦和を選ばれたのはどうしてですか。
横浜市大の関連病院に勤務、一般診療や白内障などの手術手技を学んだ後に、実家に近い浦和に戻ってきました。特に南浦和は小学校のころから塾通いをしていたり、中高の頃は通学で駅を利用していたりと、地域に愛着がありました。街並みは当時のままですが、今はさらに「塾の街」になっていて、なかなか興味深いですね。この慣れ親しんだ地で、自分が他の地で学んできたことを活かしながら少しでも地域に貢献できたら、と思い開院を決意しました。
専門分野について
研究で専門としていたのは、光干渉断層計(OCT)という装置の開発に関わる基礎研究です。そのために扱う疾患として、加齢黄斑変性、緑内障を主に研究してきました。その経験を活かして、OCTなどの最新の器機を用いて的確な診断をし、治療に導いていけたらと思っております。
また、眼瞼下垂症の手術も行っています。後天性の眼瞼下垂症に対する炭酸ガスレーザーを用いた手術です。非常にありふれた病気である一方で、あまりご自覚のない方が多く、「年齢のせいだからしかたない」と思われがちです。しかし、眼瞼下垂によって、眼精疲労、肩こり、頭痛などが引き起こされていることがあります。ご相談いただければ、必要に応じて手術を行います。
患者さんとのエピソード
「先生の説明で安心しました」と、涙ぐんでいらっしゃる患者さんと接すると、時間をかけて説明してよかったとほっとします。常に、画像を見ながらわかりやすい説明を心がけていますが、一生を左右することもある眼の病気、これからも患者様の気持ちに寄り添い、治療を進めていきたいと考えております。
また、眼瞼下垂の手術をされた方は、若々しい印象になられることが多いのですが、今までお化粧をされてなかった高齢の女性の方が、ひと月後にいらしたときにはとても華やかな印象になっていて、驚いたことがあります。きれいにメイクされて、表情はキラキラとしていて。視界が狭くなるだけでなく、身体への負担も大きい眼瞼下垂。日常生活への負担は大きいようです。
最後に、患者さんに伝えたいこと
みなさんの身近で相談できる「街の眼医者さん」でありたいと願っています。困っているときに、自分で調べて解決しようとすると、現代の氾濫した情報にふれ、かえって不安が募ってしまう場合もあります。まずは、気軽に、ご相談がてら、ご来院ください。