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市販のカラーコンタクトレンズの問題点について

2018年04月13日スタッフブログ

葉桜になり、新緑の美しい季節となりました。桜のあとのこの黄緑色でつやつやした新芽が樹々に出てきているのをみると、生命力の強さを感じます。
新しい力が湧いてくる気がしますね~。はる眼科クリニックだけに、春はとっても好きです!

さて、うってかわって…
新生活のスタートに合わせて、年度末にコンタクトレンズを注文をされに来る方々の中に、
気になる患者さんたちがいらっしゃいました。
表題のあるような、通販サイトや量販店で購入した「市販のカラーコンタクトレンズ」を装用している方たちです。
みなさん、ほんとうに同じようなトラブルを抱えていて、さらに花粉症の時期も相まって症状が悪化して慌てて来院された様子でした。

「どういう商品か?」「装用方法は間違っていないか?」ということを気を付けることはとても大事なこと。
自分の眼は一生に一つ、決して交換できません。
若いからまだ大丈夫でも、その眼と一生お付き合いしていく中で、いつかその時期を後悔する日が来ると思います。

はる眼科クリニックでは、いらした方に以下の内容をパンフレットにしてお渡しすることにしました。
みなさまの周囲にこの「市販カラコン」装用者がいるようでしたら、ぜひお声をかけてくださいね!

 

市販のカラーコンタクトレンズ装用の問題点について

 

カラーコンタクトレンズをつけると、手軽に違う自分になれます。

そして、現在、通販サイトや量販店などで眼科医の処方なしにカラーコンタクトレンズを購入してしまうことができます。

しかし、「みんながしているから大丈夫だと思っていた」「CMで見たことがあるのでいいのかと思っていた」と、その危険性をほとんどのユーザーが理解していません。

「いつも目が赤かったけれども、無理につけていた」など、あきらかに症状は自覚しているのにやめられず、

「激痛で目が開けられない」となるまで使用し続け、ようやく眼科を受診されるケースも多くみられ、その後に失明につながるような眼の病気になる例が後を絶ちません。

 

みなさんは、このような発表が国民生活センターであったのをご存知でしょうか。

 

“市販のカラーコンタクトレンズ16商品を10人が8時間装着し、目への影響を実験。

15商品で、一部に角膜の傷やむくみなど治療や使用中止が必要な程度の重い障害が発生した。着色剤の影響で角膜や結膜を傷つけたり、酸素が透過しにくい素材だったりするためとみられる。さらに、度なしの1商品を加えた17商品の着色状況などを調査。レンズ表面を着色していた11商品のうち9商品が「着色はレンズ内部」と事実と違う表示をしていた。洗浄で色落ちするものもあった。”

 

 

酸素透過性が低いことが!

NITE(製品評価基盤機構)の公表した調査結果では、平成17年10月から18年2月までに全国で167人の眼障害が報告され、うち21人は失明の恐れがある重症例だったことがわかりました。

大気の酸素濃度は21%。酸素透過性の良い通常のレンズでも、角膜表面の酸素は富士山頂と同程度の15%に低下します。従来、カラーコンタクトレンズに多かったHEMAという素材のレンズではエベレストの頂上度の8%。着色により透過性はさらに低くなります。非常に危険です。

酸素が不足すると角膜上皮がはがれ落ち、細菌感染などが起きやすくなります。
レンズ内面にプリントした製品では色素が角膜に直接触れて上皮障害を引き起こし、低品質のレンズは表面処理や厚さが不均一なため角膜障害の原因となるのです。

現在、上記のような酸素透過性の危険性にについて、平成21年11月4日より、市販のカラコンについても、視力補正用コンタクトレンズと同じように高度管理医療機器として医薬品医療機器法の規制対象となりました。
これに伴い、カラコンの製造・輸入にあたっては厚生労働大臣の承認が、販売にあたっては都道府県知事の販売業の許可、販売管理者の設置が義務づけられています。
また、この規制により、通販サイトや量販店でも「高度管理医療機器」として認可されたカラコンが増えてきました。
ただ、そうではない個人輸入のものなども多くありますので、きちんとこの「高度管理医療機器」の承認番号があるかどうかをご確認ください!

またさらにNITEは眼障害の原因として、

①手入れ不良 25%

②長時間使用 10%

③使用方法を理解できていない 10%

などの、ユーザー側のあきからな間違った使い方によるものがもっとも危険であるということがあきらかになりました。

通常のコンタクトレンズでさえ適正な使用をしていてもリスクを伴います。正しい知識のないまま市販のカラーコンタクトレンズを装用し続けると、そのうえ更なる危険に曝されることになるのです。

 

コンタクトレンズは「高度管理医療機器」です!

コンタクトレンズの装用は、副作用や機能障害が生じた場合のリスクが非常に高いので、きちんとした医師の管理のもとに装用すべきものであると薬事法(2005年改正)に定められています。

厚生労働省の承認を受けた商品には、箱に「高度管理医療機器」の記載があるので確認しましょう。

 

*画像は医療機器総合機構HP「カラコン適正使用パンフレット」より抜粋いたしました。

花粉症の季節がはじまります!

2018年01月25日治療

1月は体調不良(自分もですが、子どもの急な病気は本当に困りますね…(*´Д`) )などで
休診が続きまして、大変ご迷惑をおかけいたしました。

患者さまには急な予約変更に対応していただき、みなさんなんと心が広く…と本当に安堵いたしました。

自分もしっかりと、この時期は特に体調管理には十分気を付けなければいけませんね(^^ゞ

さて、花粉症の季節がそろそろ参ります。

本格的な花粉シーズン到来の前からの「季節前投与」が推奨されます。
つらい症状が出てしまってからの投与よりも、その前から投与されているほうが明らかに重い症状になりにくいという報告があります。

今は眠くなりにくい飲み薬もありますし、点鼻薬も有効です。
ただし、内服だけでは目のかゆみは収まりません。
しっかりと点眼を続けてもらうことをお勧めします!

(見るだけでかゆくなりそうな画像を添付してしまいました(^^;)

 

ドライアイについて。

2017年12月08日スタッフブログ

師走とよく言ったもの、10月末に年末年始のお知らせを載せたなと思っていたら、
あ……っという間に12月です。早いですね~。

クリスマスソングが流れ始めて、子どものためのプレゼントを考えなくちゃ、と思っている今日この頃です。
(みなさんのご家庭ではサンタクロースはいつまで来てくれていましたか?(*’ω’*))

冬の乾燥が強くなり、ドライアイをご自覚される方が多くいらっしゃいます。
去年もお知らせいたしましたね!

ドライアイは様々な原因が絡んでいます。

年齢、性別(女性のほうが多いそうです)、パソコンなどの長時間の作業(集中すると瞬目自体が減ってしまいます)、、、などなど。

いつも一生懸命に点眼をしていたら、
実は点眼液に含まれる防腐剤の影響でかえってドライアイが悪化するケースもあります。

たとえば…こんなことで改善するケースも。

①まばたき

意外と大事なのがまばたき。

集中するとまばたきの回数は4分の1程度にまで減ってしまうこともあります。
まばたきをすることで、筋肉が複雑に動いて涙が分泌され、
目の表面を保護してくれますし、汚れた涙も外に排出してくれます。

まばたきって、実はとても大事な動作なのです。

まばたきが浅くて不完全でも、当然乾きが生じます。

意識しすぎて神経質な印象になってもいけませんが、
ぜひ「まばたき」も大事にしてください。

②環境を見直しましょう!

パソコンを長時間お使いになる方の場合、パソコンを見上げていませんか?

目線よりも下に画面があると、見上げて眼を見開いてしまうことで、涙が蒸発しやすくなります。

また、エアコンの風の影響を直接受けやすい場所であるとか、極端に乾燥した室内にいることも同様です。

ぜひ、ご自分のいる場所を見直してみてくださいね。

③アイメイク

女性の場合、アイメイクをばっちり決めている!という方は、涙の油層の分泌する出口をアイラインでつぶしてしまっていて( ゚Д゚)
より乾きが強くなってしまっていたり、ひどいときにはものもらいができやすくなったりしている若い方もいます…

お心当たりの方はアイメイクの方法を少し変えてみてくださいね(^^)ゞ

長時間眼を使ったな、と思われたときは、眼の周囲のホットパックをお勧めします。
某メーカーから販売されている、10分程度目の周りをあたためるアレですね~。

血流改善にもドライアイにも効果的です。

それでもなお、涙の安定性が悪くなっている場合、ムチンという涙が安定するための物質の分泌を促す点眼を用います。

ヒアルロン酸の点眼だけでは改善しなかった方も、このムチンを増やすお薬でずいぶん自覚症状が緩和されます。

結膜弛緩が強くて眼に炎症が起きている場合は、弱い濃度のステロイド点眼を併用することもあります。

このムチンを増やすお薬は、ソフトコンタクトレンズ装用者の方でもコンタクトレンズ上から点眼できますので安心です。

ドライアイは年齢によってもさまざまな原因が複雑に絡み合って起こり、
その方によってタイプが全然違います。

市販の点眼薬で改善しない場合は、診察をお受けになることをお勧めいたします!(^^)!

スギ花粉

2017年01月28日治療

まもなく二月ということで、今日はスギ花粉についてお話させていただきます(*゚▽゚*)

花粉症には初期療法というものがあります。

これは花粉飛散予測日(関東は2月15日頃)の約2週間前、

または症状が少しでも現れた時点で治療を始める方法です。

初期療法を行うと、花粉が沢山飛ぶ時期に、

●症状が出るのを遅らせる

●症状を軽くする

●お薬の種類の量が少なくて済む

といった利点があります!

眼のかゆみは、他の自覚症状よりもよく見られる症状です。

花粉シーズンが到来する前に是非一度ご相談ください(^0^)/

 

冬の乾燥

2016年11月30日スタッフブログ

11月も終わり、早いもので

今年もあと1ヶ月となりました!

最近は12月下旬の寒さなど、

厳しい寒さが続いてますね(;o;)

皆さん体調はいかがでしょうか?

 

そんな厳しい寒さがある冬は

1年の中で1番空気が乾燥する季節です!

外の空気はもちろん、

室内では暖房を使って更に乾燥してしまい、

肌だけではなく、目からも

水分を奪っていきます(´;ω;`)

 

目の水分=涙は目の表面を覆って

目を守るバリアのような

働きをしてくれているのです!

その涙が乾燥により少なくなったり

成分が変わったりすると

目の乾きや疲れを感じるようになるそうです…

 

上記以外にも、

目がしょぼしょぼしたり痛み等があれば

早めにご相談下さい(*^^*)

1階の薬局内にキッズスペースあります!

2016年10月22日スタッフブログ

当院にお越しになる小さなお子様連れのご家族へお知らせです。

院内にも、絵本をたくさん用意していますが、遊ぶスペースがせまいので
1階にあります『南浦和駅前薬局』にご協力いただきまして、
共通で使用できるキッズスペースを設けていただきました。
診察が近づきましたら、受付の方から「眼科のほうへどうぞ」の案内がありますので、
診察時間までゆっくりお待ちいただけます。

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ぜひご利用くださいませ!

秋のアレルギー

2016年10月13日治療

10月も中旬に入り、羽織るものがないと肌寒く感じる日が多くなってきて、もう秋なんだなぁ…と思う今日この頃です(*´-`)

 

最近の当院では、アレルギーによる

目のかゆみでお困りの方が

増えてきています…

 

アレルギーを引き起こす原因と言えば、

春のスギやヒノキによる

花粉のイメージが強いと思いますが、

実は秋にもそういった花粉による

アレルギーがあるのです(;o;)

 

秋の花粉はブタクサやヨモギが上げられて、

また、ダニによるアレルギーは

今の時期に増えてくるそうです(*_*)

 

他にもアレルギーの原因となる物質は

ハウスダストや動物の毛等…

たくさんあります。

 

自分が何のアレルギーがあるのかを知っておくと、

事前の対策や予防ができるかもしれません!

 

目がかゆい、充血する、腫れた等、

気になる症状があれば

早めに眼科を受診して下さい(*^^*)

 

当院ではアレルギー検査の採血view39を行っています!

一度に39種類のアレルギーの有無が少量の採血で分かります。どうぞご希望の方はお申し出ください。

 

流行性角結膜炎がまだみられます…

2016年09月23日症例

『眼が赤くてごろごろする』『涙が出る』『めやにで目が開かない』という症状を訴えてくる患者さんがまだちらほらとみられます。

これは「流行性角結膜炎」、俗にいう「はやりめ」のことがあります。

「流行性角結膜炎」の画像検索結果

なかなか激しい画像ですね…(◎_◎;)

このように、真っ赤なになるほか、ブツブツとした濾胞と呼ばれるものが沢山でてきてしまいます。
症状は、先ほどのような症状が現れますが、意外とあまり症状を感じられず、ただ「めやにで目が開かない」というだけの方もいます。

夏にはやる傾向(プールなどで感染。熱が出るタイプもあります)がありますが、
乾燥に強いアデノウィルスというものなので、冬にもはやることがあります。
また、アルコール消毒も効かず、90℃の熱湯で不活化するくらいです。
感染した場合、または身近に感染者がいる場合、とにかく患者さんがふれたものは捨てられるものにするか、洗い流してしまうしかありません。
小さいお子さんが罹ってしまった場合、どうしてもパパとママも罹ってしまう…ということが見られてしまいます(;´Д`)
基本的には、職場や学校など、たくさんのひとがいる場所に行く必要がある場合、治癒とみなされるまでは登校や就労ができなくなってしまいます。
…そう、たかが結膜炎ですが、けっこう大変なのです。

炎症を抑える点眼と、混合感染を防ぐ抗生剤の点眼で治療しますが、ウィルスがすぐにいなくなるわけではありません。
点眼を始めると、一見よくなった感じがしますが、実際にはまだウィルスを排菌している時期なので、まだお仕事などには行けません。
発症してだいたい10日間ほど登校・出勤停止になります。
また、よくなったと自己判断で点眼を中止してしまい、しばらくして「まぶしさがとれない」と来院される方もいます。
必ず、治癒するまでは通院してくださいね。
「職場の人にこれ以上休むと迷惑が…」と本当に困った顔をされて、こちらもお気持ちを考えるとほんとうにこまっちゃうのですが、
このうえ、なお職場の人にうつってしまって、みなさんが大量に欠勤された事態を考えてみてくださいね…と説明すると
みなさん、「あ、そうか…」と納得(諦め?)してくれます。

体は元気!でも、こんなにコワい結膜炎があることを、みなさんおぼえておいてくださいね(*´ω`*)

 

開院1か月を迎えました!

2016年09月01日スタッフブログ

早いもので、開院して1か月を迎えました。
酷暑や台風などの悪天候がありましたが、みなさまいかがでしたでしょうか。

「近くにできて安心した」「すぐに治ってよかった」と言われると、明日からの診療もがんばろう!という意気込みになります。
これからも、みなさまの近くの「街の目医者さん」であるように努力してまいりますのでよろしくお願いいたします。

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こちらは当院にかけられている絵です。さいたま市在住の岡野友敬さんという作家さんに描いていただきました(*^^*)

 

はる眼科クリニックブログ始めます!

2016年08月31日スタッフブログ

南浦和駅西口徒歩2分にあります はる眼科クリニック スタッフです。

これから、こちらで目の病気に関するさまざまな情報をお届けできればと思います。

よろしくお願いいたします!

診療時間

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○ 午前の受付終了は12:30、午後の受付終了は17:00です。
○ 水曜日・土曜日午後・日曜日・祝日はお休みです。
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