10月の休診の予定
10月19日(木) 小学校就学前検診につき
午前受付時間が11時30分までとなります。
また、午後休診とさせていただきます。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
10月19日(木) 小学校就学前検診につき
午前受付時間が11時30分までとなります。
また、午後休診とさせていただきます。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
当院でもマイナンバーカード(マイナ保険証)がご利用できるようになりました。
マイナ保険証を利用すると、他の医療機関で処方された薬剤情報や特定検診の情報をオンラインで確認することが可能です。
当院では診療に必要となる正確な情報を取得・活用することにより質の高い医療の提供に努めてまいります。
正確な情報を取得・活用するためにマイナ保険証のご利用にご協力お願いいたします。
なお、マイナンバーカードをお持ちでない方も、従来通り健康保険証を使った受診が可能です。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
入梅といっても、日中に真夏のような暑さが続いたり、肌寒い夜があったりと体調を崩しやすい日々が続いていますね。
反動でからだはとてもつかれやすくなっていますので、どうぞ無理せずお過ごしください。
さて、今回は市販の点眼薬についてのお話です。
ドラッグストアにいくと、つい市販の点眼薬コーナーをのぞいてしまいます。
いったい何が売っているのかな?みんな何を求めているのかな?と気になるからです。
疲れ目、ドライアイ、充血、ものもらい…多岐にわたって品ぞろえがあって、感心しますが、その成分にときどき???と思うこともあります。
もちろん、市販の点眼薬がわるいというわけではありませんが、どれにでも効くような感じに宣伝しているなぁ…と思ってしまうのです。
市販薬は、目薬に限らず、処方箋がなければ手に入らなかったものが、長期間経てその有効性と安全性が確認され、どなたでも使いやすく工夫されているものです。
目薬に関していうと…、簡単に言えば、「効きそうな成分が少しずつ濃度を薄くして何種類も入っている」という薬になります。
だから、いくらかは効きますが、しっかり効くとは限らないのです。
ⅰ)充血を取る!?
特に、市販点眼薬についていえば、注意しなければならない成分があります。
よく、「充血をとる」という言葉がありますね。
これは血管を収縮させて見た目で赤みをとっています。しかし、充血は何か炎症が起こって血管が拡張していることが多いので、血管収縮により充血が消失したように見えても原因が残っている場合は薬が切れたときにかえって充血が起こりやすくなります。いわゆる「リバウンド」です。
何度も使っているうちに、血管収縮の反応も起こらなくなり、常に真っ赤になってしまうこともあります。
ⅱ)「スッキリ」しない処方薬!?
また、市販の目薬に比べると、医院で処方された点眼は「すっきりした」感じがない、とよく言われます。
「もっとスッキリするものはないかねぇ」と言われると「う~ん…」と困ってしまいます。
「スッキリ」する市販薬に含有されるメンソール系、カンフル系といった成分は、処方薬には含まれることはほとんどありません。
人によって、特に炎症があるときなどは非常に刺激が強く、しみた感じが強くなってしまうからです。
むしろ、処方薬は「いかに刺激を感じないで長期にわたってさしていただけるか」ということを考えています。
個人的には、「スッキリ爽快!点眼」CMを眺めていると、スッキリ良くなりそうだな~と感じてしまいますけどね!
そのほかも、ものもらい用の市販薬などは、抗炎症成分、抗生物質が低濃度で含まれているので、よくなることもあるかと思います。しかし、改善しない場合はかえって耐性菌を作り、「効かない」目薬をただずっとさし続けているだけになってしまいます。
数日点眼してもきかない場合は、受診していただく方がよいでしょう。
防腐剤フリーのいわゆる人工涙液など、市販の点眼薬でも使っていて問題のないものもあります。特に花粉症の時など、点眼の前に「洗眼」する意味でも人工涙液は非常に有用です。
市販の点眼薬をご使用されていて、長期にわたって使っていても症状が改善しない場合は、ぜひ一度眼科を受診されてくださいね。
酷暑の夏ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
夏休みに入って、お子さま連れでご来院の方が増えました。
「学校検診はプールの始まる前で済ませたが、やはり視力が出にくいので眼鏡を作りたい」
というお子さんが多い印象です。
新学期の始まる前に、眼鏡をかけ始めているお子さんは眼鏡のチェックを、少し見えにくくて様子を見ている方は眼鏡が本当に必要かのご確認をしていただくとよいかと思います。
眼を細めてしかめっ面しているのは見えにくいサイン。
適切な眼鏡を装用すれば、極端に度数が進行してしまうことも防げます。
当院ではマイオピンによる治療も行っております。
成長期のお子さんの近視を完全に抑制することが大変難しいですが、すこしでも進行を遅らせたいと思われる保護者の方のお気持ちに沿えればと思っております。
本日、8月2日無事に開院3年目を迎えることができました!!
今後も眼科の地域医療の貢献できるように、小さな努力から重ねてまいります。
はる眼科クリニックをよろしくお願いいたします!
葉桜になり、新緑の美しい季節となりました。桜のあとのこの黄緑色でつやつやした新芽が樹々に出てきているのをみると、生命力の強さを感じます。
新しい力が湧いてくる気がしますね~。はる眼科クリニックだけに、春はとっても好きです!
さて、うってかわって…
新生活のスタートに合わせて、年度末にコンタクトレンズを注文をされに来る方々の中に、
気になる患者さんたちがいらっしゃいました。
表題のあるような、通販サイトや量販店で購入した「市販のカラーコンタクトレンズ」を装用している方たちです。
みなさん、ほんとうに同じようなトラブルを抱えていて、さらに花粉症の時期も相まって症状が悪化して慌てて来院された様子でした。
「どういう商品か?」「装用方法は間違っていないか?」ということを気を付けることはとても大事なこと。
自分の眼は一生に一つ、決して交換できません。
若いからまだ大丈夫でも、その眼と一生お付き合いしていく中で、いつかその時期を後悔する日が来ると思います。
はる眼科クリニックでは、いらした方に以下の内容をパンフレットにしてお渡しすることにしました。
みなさまの周囲にこの「市販カラコン」装用者がいるようでしたら、ぜひお声をかけてくださいね!
市販のカラーコンタクトレンズ装用の問題点について
カラーコンタクトレンズをつけると、手軽に違う自分になれます。
そして、現在、通販サイトや量販店などで眼科医の処方なしにカラーコンタクトレンズを購入してしまうことができます。
しかし、「みんながしているから大丈夫だと思っていた」「CMで見たことがあるのでいいのかと思っていた」と、その危険性をほとんどのユーザーが理解していません。
「いつも目が赤かったけれども、無理につけていた」など、あきらかに症状は自覚しているのにやめられず、
「激痛で目が開けられない」となるまで使用し続け、ようやく眼科を受診されるケースも多くみられ、その後に失明につながるような眼の病気になる例が後を絶ちません。
みなさんは、このような発表が国民生活センターであったのをご存知でしょうか。
“市販のカラーコンタクトレンズ16商品を10人が8時間装着し、目への影響を実験。
15商品で、一部に角膜の傷やむくみなど治療や使用中止が必要な程度の重い障害が発生した。着色剤の影響で角膜や結膜を傷つけたり、酸素が透過しにくい素材だったりするためとみられる。さらに、度なしの1商品を加えた17商品の着色状況などを調査。レンズ表面を着色していた11商品のうち9商品が「着色はレンズ内部」と事実と違う表示をしていた。洗浄で色落ちするものもあった。”
⚠酸素透過性が低いことが!
NITE(製品評価基盤機構)の公表した調査結果では、平成17年10月から18年2月までに全国で167人の眼障害が報告され、うち21人は失明の恐れがある重症例だったことがわかりました。
大気の酸素濃度は21%。酸素透過性の良い通常のレンズでも、角膜表面の酸素は富士山頂と同程度の15%に低下します。従来、カラーコンタクトレンズに多かったHEMAという素材のレンズではエベレストの頂上度の8%。着色により透過性はさらに低くなります。非常に危険です。
酸素が不足すると角膜上皮がはがれ落ち、細菌感染などが起きやすくなります。
レンズ内面にプリントした製品では色素が角膜に直接触れて上皮障害を引き起こし、低品質のレンズは表面処理や厚さが不均一なため角膜障害の原因となるのです。
現在、上記のような酸素透過性の危険性にについて、平成21年11月4日より、市販のカラコンについても、視力補正用コンタクトレンズと同じように高度管理医療機器として医薬品医療機器法の規制対象となりました。
これに伴い、カラコンの製造・輸入にあたっては厚生労働大臣の承認が、販売にあたっては都道府県知事の販売業の許可、販売管理者の設置が義務づけられています。
また、この規制により、通販サイトや量販店でも「高度管理医療機器」として認可されたカラコンが増えてきました。
ただ、そうではない個人輸入のものなども多くありますので、きちんとこの「高度管理医療機器」の承認番号があるかどうかをご確認ください!
またさらにNITEは眼障害の原因として、
①手入れ不良 25%
②長時間使用 10%
③使用方法を理解できていない 10%
などの、ユーザー側のあきからな間違った使い方によるものがもっとも危険であるということがあきらかになりました。
通常のコンタクトレンズでさえ適正な使用をしていてもリスクを伴います。正しい知識のないまま市販のカラーコンタクトレンズを装用し続けると、そのうえ更なる危険に曝されることになるのです。
⚠コンタクトレンズは「高度管理医療機器」です!
コンタクトレンズの装用は、副作用や機能障害が生じた場合のリスクが非常に高いので、きちんとした医師の管理のもとに装用すべきものであると薬事法(2005年改正)に定められています。
厚生労働省の承認を受けた商品には、箱に「高度管理医療機器」の記載があるので確認しましょう。
*画像は医療機器総合機構HP「カラコン適正使用パンフレット」より抜粋いたしました。
師走とよく言ったもの、10月末に年末年始のお知らせを載せたなと思っていたら、
あ……っという間に12月です。早いですね~。
クリスマスソングが流れ始めて、子どものためのプレゼントを考えなくちゃ、と思っている今日この頃です。
(みなさんのご家庭ではサンタクロースはいつまで来てくれていましたか?(*’ω’*))
冬の乾燥が強くなり、ドライアイをご自覚される方が多くいらっしゃいます。
去年もお知らせいたしましたね!
ドライアイは様々な原因が絡んでいます。
年齢、性別(女性のほうが多いそうです)、パソコンなどの長時間の作業(集中すると瞬目自体が減ってしまいます)、、、などなど。
いつも一生懸命に点眼をしていたら、
実は点眼液に含まれる防腐剤の影響でかえってドライアイが悪化するケースもあります。
たとえば…こんなことで改善するケースも。
①まばたき
意外と大事なのがまばたき。
集中するとまばたきの回数は4分の1程度にまで減ってしまうこともあります。
まばたきをすることで、筋肉が複雑に動いて涙が分泌され、
目の表面を保護してくれますし、汚れた涙も外に排出してくれます。
まばたきって、実はとても大事な動作なのです。
まばたきが浅くて不完全でも、当然乾きが生じます。
意識しすぎて神経質な印象になってもいけませんが、
ぜひ「まばたき」も大事にしてください。
②環境を見直しましょう!
パソコンを長時間お使いになる方の場合、パソコンを見上げていませんか?
目線よりも下に画面があると、見上げて眼を見開いてしまうことで、涙が蒸発しやすくなります。
また、エアコンの風の影響を直接受けやすい場所であるとか、極端に乾燥した室内にいることも同様です。
ぜひ、ご自分のいる場所を見直してみてくださいね。
③アイメイク
女性の場合、アイメイクをばっちり決めている!という方は、涙の油層の分泌する出口をアイラインでつぶしてしまっていて( ゚Д゚)
より乾きが強くなってしまっていたり、ひどいときにはものもらいができやすくなったりしている若い方もいます…
お心当たりの方はアイメイクの方法を少し変えてみてくださいね(^^)ゞ
長時間眼を使ったな、と思われたときは、眼の周囲のホットパックをお勧めします。
某メーカーから販売されている、10分程度目の周りをあたためるアレですね~。
血流改善にもドライアイにも効果的です。
それでもなお、涙の安定性が悪くなっている場合、ムチンという涙が安定するための物質の分泌を促す点眼を用います。
ヒアルロン酸の点眼だけでは改善しなかった方も、このムチンを増やすお薬でずいぶん自覚症状が緩和されます。
結膜弛緩が強くて眼に炎症が起きている場合は、弱い濃度のステロイド点眼を併用することもあります。
このムチンを増やすお薬は、ソフトコンタクトレンズ装用者の方でもコンタクトレンズ上から点眼できますので安心です。
ドライアイは年齢によってもさまざまな原因が複雑に絡み合って起こり、
その方によってタイプが全然違います。
市販の点眼薬で改善しない場合は、診察をお受けになることをお勧めいたします!(^^)!
11月も終わり、早いもので
今年もあと1ヶ月となりました!
最近は12月下旬の寒さなど、
厳しい寒さが続いてますね(;o;)
皆さん体調はいかがでしょうか?
そんな厳しい寒さがある冬は
1年の中で1番空気が乾燥する季節です!
外の空気はもちろん、
室内では暖房を使って更に乾燥してしまい、
肌だけではなく、目からも
水分を奪っていきます(´;ω;`)
目の水分=涙は目の表面を覆って
目を守るバリアのような
働きをしてくれているのです!
その涙が乾燥により少なくなったり
成分が変わったりすると
目の乾きや疲れを感じるようになるそうです…
上記以外にも、
目がしょぼしょぼしたり痛み等があれば
早めにご相談下さい(*^^*)
当院にお越しになる小さなお子様連れのご家族へお知らせです。
院内にも、絵本をたくさん用意していますが、遊ぶスペースがせまいので
1階にあります『南浦和駅前薬局』にご協力いただきまして、
共通で使用できるキッズスペースを設けていただきました。
診察が近づきましたら、受付の方から「眼科のほうへどうぞ」の案内がありますので、
診察時間までゆっくりお待ちいただけます。
ぜひご利用くださいませ!
早いもので、開院して1か月を迎えました。
酷暑や台風などの悪天候がありましたが、みなさまいかがでしたでしょうか。
「近くにできて安心した」「すぐに治ってよかった」と言われると、明日からの診療もがんばろう!という意気込みになります。
これからも、みなさまの近くの「街の目医者さん」であるように努力してまいりますのでよろしくお願いいたします。
こちらは当院にかけられている絵です。さいたま市在住の岡野友敬さんという作家さんに描いていただきました(*^^*)
南浦和駅西口徒歩2分にあります はる眼科クリニック スタッフです。
これから、こちらで目の病気に関するさまざまな情報をお届けできればと思います。
よろしくお願いいたします!