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ドライアイについて。

2017年12月08日

師走とよく言ったもの、10月末に年末年始のお知らせを載せたなと思っていたら、
あ……っという間に12月です。早いですね~。

クリスマスソングが流れ始めて、子どものためのプレゼントを考えなくちゃ、と思っている今日この頃です。
(みなさんのご家庭ではサンタクロースはいつまで来てくれていましたか?(*’ω’*))

冬の乾燥が強くなり、ドライアイをご自覚される方が多くいらっしゃいます。
去年もお知らせいたしましたね!

ドライアイは様々な原因が絡んでいます。

年齢、性別(女性のほうが多いそうです)、パソコンなどの長時間の作業(集中すると瞬目自体が減ってしまいます)、、、などなど。

いつも一生懸命に点眼をしていたら、
実は点眼液に含まれる防腐剤の影響でかえってドライアイが悪化するケースもあります。

たとえば…こんなことで改善するケースも。

①まばたき

意外と大事なのがまばたき。

集中するとまばたきの回数は4分の1程度にまで減ってしまうこともあります。
まばたきをすることで、筋肉が複雑に動いて涙が分泌され、
目の表面を保護してくれますし、汚れた涙も外に排出してくれます。

まばたきって、実はとても大事な動作なのです。

まばたきが浅くて不完全でも、当然乾きが生じます。

意識しすぎて神経質な印象になってもいけませんが、
ぜひ「まばたき」も大事にしてください。

②環境を見直しましょう!

パソコンを長時間お使いになる方の場合、パソコンを見上げていませんか?

目線よりも下に画面があると、見上げて眼を見開いてしまうことで、涙が蒸発しやすくなります。

また、エアコンの風の影響を直接受けやすい場所であるとか、極端に乾燥した室内にいることも同様です。

ぜひ、ご自分のいる場所を見直してみてくださいね。

③アイメイク

女性の場合、アイメイクをばっちり決めている!という方は、涙の油層の分泌する出口をアイラインでつぶしてしまっていて( ゚Д゚)
より乾きが強くなってしまっていたり、ひどいときにはものもらいができやすくなったりしている若い方もいます…

お心当たりの方はアイメイクの方法を少し変えてみてくださいね(^^)ゞ

長時間眼を使ったな、と思われたときは、眼の周囲のホットパックをお勧めします。
某メーカーから販売されている、10分程度目の周りをあたためるアレですね~。

血流改善にもドライアイにも効果的です。

それでもなお、涙の安定性が悪くなっている場合、ムチンという涙が安定するための物質の分泌を促す点眼を用います。

ヒアルロン酸の点眼だけでは改善しなかった方も、このムチンを増やすお薬でずいぶん自覚症状が緩和されます。

結膜弛緩が強くて眼に炎症が起きている場合は、弱い濃度のステロイド点眼を併用することもあります。

このムチンを増やすお薬は、ソフトコンタクトレンズ装用者の方でもコンタクトレンズ上から点眼できますので安心です。

ドライアイは年齢によってもさまざまな原因が複雑に絡み合って起こり、
その方によってタイプが全然違います。

市販の点眼薬で改善しない場合は、診察をお受けになることをお勧めいたします!(^^)!

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